[名誉賞] |
【藤井秀樹賞】 |
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【田中光常賞】 |
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滋賀県 西田 叔弘 様
「お昼寝」 |
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静岡県 松崎 盛樹 様
「頑張れ」 |
夏の動物園のアザラシでしょうか? 水面に寝転ぶように浮かび、いかにも気持よさそうな表情が題名と実によくマッチしています。暗めの水面がまるでタオルケットのようにも見え、思わず微笑みを誘われる写真です。
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アマガエルの背中に子ガエルが張りついているだけでも中々珍しい光景なのに、垂れ下がった小枝に飛びついてぶら下がっている親子の状況は素晴らしい、バックのボケ一色も被写体を浮き上がらせ小枝の葉っぱも程よく配置されて文句がありません。惜しむらくは強そうな脚力の先に水滴が光っていたらと思いました。私も85歳頑張りましょう。 |
【星埜恵子賞】 |
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【木村正博賞】 |
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神奈川県 小林 宏三 様
「散るを惜しむ」 |
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京都府 山崎秀明
「妖艶の流れ」 |
ロシアの文豪で短編の名手チェーホフの世界の1シーンを想わせます。彼が描く人間と土地、季節の移ろいが絶えず私達を惹きつけるように、この淡く静かな作品もまた作者の観察力と構成力の確かさを感じさせます。辺りの気配、その奥行きと広がりをも印象的に切り取った画面は、撮影者の心が投影され、その空気がリアルに伝わって思わず私も佇んでしまいました。
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中判カメラの精緻な描写を活かし、岸辺に咲く花と水の流れを対比させ、妖しい艶のある画面を作り出されました。この場に立てば響き渡る水音が耳を聾するかもしれませんが、画面を見る限り静寂に満たされた印象を与えるのが写真の面白さです。
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【理事長賞】 |
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大阪府 森野 昭一 様
「雪の朝」 |
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公園の梅林中の道に降り積もる雪の中を、一寸蛇行気味に走る自転車の姿と足跡が雰囲気のある画面を作り出しています。さぞや走り難かったでしょうが、乗っている人はこの後無事に通り抜けられたかな?
と余分な心配もしてしまいます。
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