「全日本福祉写真協会」は、障害者・高齢者向けの写真コンテスト、写真講習会、撮影旅行会を開催しています。
写真を通じて健康を維持し、社会福祉の増進に寄与し、写真文化を通じて世界との交流することを目的に設立致しました。

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第10回フォトコンテスト<心の杖>結果発表

第10回フォトコンテスト≪心の杖≫
総評
 全日本福祉写真協会のフォトコンテストコンテストは今回で10回目を迎えましたが、第1回目の応募者数や応募点数と比べるといずれも数倍となっています。10年ひと昔で、その間には東日本大震災の災害もあって一時的に応募数の減少もありましたが順調に回復し、内容的にも他のフォトコンテストに引けを取らない秀作が数多く寄せられています。また今回から、明日の日本の映像世界を担うであろう子供達の新鮮な視点を求めて小中学生の部を新設しましたが、新たな部門にも拘らず自由な視点で写された作品が多かったのは審査員として嬉しい限りです。
 写真は誰もが手軽に自分のイメージを表現できるものですが、いい作品を写すためには被写体に対する知識や愛情、技術を欠かすことができません。決定的瞬間を1枚の画面に収めるには日常的に被写体を見る目を養い、撮影機材の操作に習熟することが大切で、高齢者や障害者の方々はそのことを通じて目を戸外に転じて頂きたいと思います。また小中学生の方々には既成の概念を打ち破り、私達審査員を驚かせる作品の応募を期待しています。
 10回目の節目を越え、コンテストは次の節目に向って歩みを始めます。既に応募されたことがある方も、これから応募される方も、皆さんのお力をもってこのコンテストを盛り上げて頂ければ幸いです。                        
審査委員長 田中光常

第10回フォトコンテスト<心の杖>受賞作品 小中学生の部
  ※画像をクリックすると別窓で作品が拡大表示されます。「」内はタイトルです。
※受賞者のご住所、お名前に関してはご本人の承諾を得たうえ掲載しております。

埼玉県 KASHIMA YUMI 様
「笑顔」
ヒマワリに止まった二匹の蜂が目のように見えますね。花芯の下の、透けたような部分も口のように見え、真夏の太陽に向かってヒマワリが微笑んでいるように見えます。いい場所を見付けて主役に焦点を合わせ、左側のヒマワリをぼかして奥行き感を出したのもよかったですね。
東京都 清水 鞠香 様
「ホリデー」
画面の真ん中に浮んだ船は、釣りでもしているのでしょうか? 舟の舳先が岸辺の二人の子供に向いているのも効果的でした。川の上を横切る橋の影と岸辺の緑の映り込みが、画面に立体感を与えています。
京都府 菊地 実愛 様
「雲のしんか」
すごい夕焼けですね。画面右のビルの壁面も赤く染まり、上空と地平近くにできた隙間に漂う雲の断片の対比が面白いですね。ただ、画面上部と下に入った電線は一寸目障りでした。カメラの位置を変え、電線が入らない位置から、雲の様子だけで構成してみるとさらにいい画面になりました。


[名誉賞]
【田中光常賞】 【沼田早苗賞】
熊本県 福部 夢人 様
「くもの巣」
熊本県 森田 かなみ 様
「走」
学校か自宅の庭でしょうか? サツキの植え込みにできたくもの巣に興味を持ったのですね。子供らしく素直な視線で写していますが、もう少し接近してくもの巣を画面に大きく取り入れ、生態を取入れてもよかったでしょう。 走り始めでしょうか? 足取りも軽く、力強い感じがします。先頭の前に画面1/3のスペースを空けることにより、前に進む余裕が感じられます。背景の屋根と頭が重なっているので、少し高い位置から写すとよかったでしょう。
【星埜恵子賞】 【木村正博賞】
熊本県 竹野 琴美 様
「夕焼け」
熊本県 竹地 萌 様
「歌う前の表情」
山の端に沈む夕陽を撮った作品は他にも何点かあり、初め見過ごしていました。が、一寸ひいて全応募作品を一覧。この一枚だけが傾(かぶ)いていました。かぶき=歌舞伎。初め一風変わっていても多種多様な時空間を切りとっていくうちに、独創的で魅力ある作品に昇華!その可能性が見えました。 地域の演芸会でしょうか? マイクを持った女の子と、それを見守る女の子達の表情がいいですね。カメラの位置を背の低い子の目の高さまで下げているので、自然な印象の画面になりました。ただ一寸カメラを左に移動し、右端の女の子の表情をもう少しはっきり見せて欲しかったと思います。
【倉持正実賞】 【岡本洋子賞】
兵庫県 加藤 滉大 様
「早朝の海は情け深し」
熊本県
「夢」
タイトルも含めて、中学生の写真とは思えぬほどの完成度です。朝焼けの干潟でしょうか、小舟と人物のシルエットが凪の朝に深みを与えています。構図、露出、シャッター、いずれも見事な選択です。大人の写真です。 “夢”と彫られたモニュメントを撮って、それを自分の思いと重ねたのでしょうか。ストレートな表現が言うことありません。夢の横には電柱やら植木やら道路の橋やらがいろいろとあって“夢”が寂しくならないように盛り立てていますね。それらオブジェの並びを大人顔負け、きちんとフレーミングしています。
【理事長賞】 【フォトコン賞】
熊本県 長井 聖拳 様
「部活からの下校」
千葉県 大澤 隆世 様
「かくれんぼ」
夕闇に沈み行く風景の色彩がとても美しく、浮かび上がるシルエットがマッチする作品です。
後姿の反射板の文字もアクセントとなり、背筋の伸びた背中からは溢れる若さを実感できます。
かくれんぼの最中ということですが、まるで「ここにいますよ」とアピールするかのようです。でも、隠れている本人は真剣そのもの。そんな気持ちが伝わってきます。大きな丸と小さな丸を画面に取り入れ、大胆な切り取り方で、目を引く、上手な構成となっています。
【写真ライフ賞】
神奈川県 越智 優心 様
「緊張の瞬間」
作品を見ながら思わず息を止めてしまうくらい、この作品には臨場感がありました。真剣な表情と全神経が集中しているであろう指先に陰影があることで、見えないはずのピリリと張った、緊張の糸が表現できたように思います。
以上を始め、たくさんのご応募いただきましてまことに有り難うございました。

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